双極性障害についての理解を深めよう|原因と治療方法

レディー

患者との接し方について

悩む人

家族や知り合いに双極性障害の患者がいる場合には、どのような心構えが必要とされるのでしょうか。双極性障害は患者はもちろんですが、周囲も理解をして、病気と向き合い、付き合っていく必要があるでしょう。双極性障害が重症化している場合は、周囲の人は精神的にも肉体的にも本当に苦労が多いといいます。しかし、決して見放すことなくサポートをし続ける姿勢が求められます。まずは、家族と、主治医、そして患者本人が一丸となって双極性障害に向き合っていく覚悟が大切です。
双極性障害のうつ状態のときは、周囲の人は、頑張ってなどと励ます言葉を掛けるのは厳禁です。また、無理に気分転換を勧めたりすることもご法度です。患者本人は、過敏な状態になっているため、家族の思いに応えられていないことでさらに自分を責める傾向があるのです。そのため、つかず離れずの態度で、接することが良いでしょう。患者の心に負担を掛けることが一番良くないので、そっと優しく見守ることが大切です。しかし、うつが深刻になると、死にたい気持ちが高くなるのが、病気の恐ろしさとしてあります。もし、患者が自殺をほのめかした場合は、決して責めずに、動揺せずに対応をすることが肝心です。まずは、ゆっくりと話を聞いてあげることが有効でしょう。そしてできるだけ家族と一緒に主治医へ受診に行けば安心です。患者本人はうつ状態のときは受診したがらない人が多いといいます。しかし、自殺をほのめかしたり、いつもと違う言動が気になった場合は、迷わずに一緒に専門クリニックへ連れて行きましょう。
また、患者が躁状態の対応について、周囲では困惑する人が多いといます。躁の患者との接することに疲れ果ててしまうのです。躁状態では、理解に苦しむような行動を起こす患者も多くいます。その現実を受け止めきれずに、ヘトヘトになり、共倒れしてしまわないように、場合によっては、入院させることも大切になっていきます。