双極性障害についての理解を深めよう|原因と治療方法

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うつの症状を把握しよう

カウンセリング

双極性障害のうつ状態に注目してみましょう。うつは、気分が塞ぎこんだり、何もやる気が起きずに落ち込んでしまうことで知られています。症状が悪化すると自殺願望が強くなるため、非常に危険です。双極性障害は躁状態とうつ状態を繰り返す病気ですが、躁からうつへ移行するときは、どのように変化するのでしょうか。躁状態が重症であるⅠ型の場合は、うつへの切り替わりは徐々に変化していくパターンが多いといわれています。しかし、突然切り替わる場合もあります。そして、躁状態になるサイクルは、双極性障害が進行していくと短くなる人も多いといいます。双極性障害は、最初に発覚して次に再発するまでは、5年程度は期間が開くこともありますが、そのときに治療せずに放置しておくことで、その間隔が短くなっていくのです。そうすると1年に何度も再発をしてしまうことになります。
躁状態が軽いⅡ型の場合は、うつ状態が長いといわれています。そのため、双極性障害ではなく、うつ病だという認識でいる人が多いのです。うつが重症化すると、妄想が出ることもあります。さらに、自律神経の症状も出てくるので、身体全体の働きが悪くなるケースもあります。元々うつ病を患っていると、双極性障害になっていることが特に気づきにくくなるものです。うつ病と、双極性障害では治療の方法も異なります。うつ病であれば、抗うつ剤が処方されますが、双極性障害の患者には効果が得られない場合があるといいます。必ず、受診をして、双極性障害の薬を服用することが重要です。間違った薬を飲んでいたり、治ったと思って服用を止めたり、勝手な自己流の判断をしていると、病気がより深刻化してしまいます。再発を繰り返しやすいことでも知られています。必ず専門医に係って、正しい適切な治療をしていきましょう。
海外の研究調査によると、双極性障害の患者の約2割もの人が自殺を選んでいるという報告もあります。日本国内でも、自殺の死亡率が高くなる病気で知られています。特に、躁からうつに変わったタイミングや、躁うつが混合している状態に、自殺願望が強くなるため、注意が必要です。躁からうつに変化したばかりのときは、躁状態だった自分を認識することになるため、より自暴自棄になりやすいといいます。自殺願望が始まったら特に周囲のサポートが必要となります。うつ状態になっているときは、なるべく家族は寄り添うように見守りましょう。